M003 ジャック・ホナー ちびっこ

M003 Little Jack Horner


ジャック・ホナー ちびっこ
すわっているのは すみっこ
クリスマスパイ 食べている

パイの中に親指 つっこんで
パイのプラムを つっついて
得意そうに こういったんだ

ボクってすごく お利口さん


Little Jack Horner
 Sat in the corner,
 Eating a Christmas pie;
 He put in his thumb,
 And pulled out a plum,
 And said 'What a good boy am I!
The Oxford Dictionary of Nursery Rhymes

マザーグースの本家イギリスでは、『ナーサリーライム(子供部屋の韻)』と呼ばれていて、とても韻が大切です。

このライムでもHorner ― corner、 thumb ― plum と韻が踏まれていてそれがリズムをよくしています。

この韻をどう処理するか(?)がマザーグース翻訳の大きな壁であり醍醐味だと私は思うのです。

今回の訳ではちびっこ―すみっこ つっこんで―つっついて のように日本語でも韻が踏めたのですが、このアイディアは和田誠さんの訳業で使われているアイディアを拝借しました。

ただ、各行の文字数をすべて同じにする。というのが、私なりのこだわりです。

大きなクリスマスケーキを抱え、隅っこでつっつきながら一人で悦に入っている、ジャックホナー君。

とても愛らしい印象なんですが、実際のモデルがいるとも言われていて、これが少々ずるがしこい。

 

そんな噂については、そのうち「ふぇる先生」に語ってもらいたいと思います。

 


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