M017 ゴッサム村の三賢者

M017 Three wise man of Gotham


ゴッサム村の三賢者
「おわん」の船で大冒険
「おわん」の船が強ければ
この歌も、こんなにすぐには「終わん」ないのに


Three wise man of Gotham
Went to sea in a bowl;
And if the bowl had been stronger
My song would have been longer.
MOTHER GOOSE the old nursery rhymes

韻というより、最後は駄洒落になってしまいました。

子供に「なんか、お歌うたって」とか「ねぇねぇ、お話しして」とせがまれたときに、 はいはい。と言って歌い出し、直ぐにやめてしまうという流れのようです。

嘉門達雄さんの「歌がすぐに終わるシリーズ」、あのねのねの「一言ソング」の原点ですね・・・あ・・時代が古く、またマニアックだったろうか・・(笑)

さて、ゴッサム村はイギリス中部にある村。発音はゴウタムに近いそうです。
北原白秋はゴットハムと訳していましたが、綴りをGot/hamと分けたんでしょうね。

その昔、この村の近くに国道を作ろうとしたイングランド国王が村に使者を送り、村民から費用を徴収しようとしました。
しかし村民は、全員が話の通じない馬鹿者を演じたため、使者は諦めて城に帰った。というう逸話があります。

イギリスでよく使われる慣用表現にも The wise man of Gotham があり、その意味は「愚か者」だとか。

ちなみに、ニューヨーク市の愛称も、バットマンが住む架空の街も「ゴッサム・シティ」ですね。


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