M019 オレンジとレモン

M019 Orenges and Lemons


St . Clement Danes

セント・クレメント・デーンズ教会
1日に4回、「オレンジとレモン」のメロディーの鐘を鳴らしています。
(ウィキペディアより)

オレンジとレモン・・
セント・クレメントの鐘がつぶやく

お前に5ファージング貸していたはずだ
セント・マーチンの鐘が訴える

一体、いつ返すんだい?
オールド・ベイリーの鐘が詰め寄る

もちろん、裕福になってから
ショーディッチの鐘は言いのける

だから、それはいつの事?
ステップニーの鐘は言い返す

皆目見当がつかないね
バウの大鐘は言い放つ

さぁ、ろうそくがやってきた
お前をベットで寝かすために

 さぁ、まさかりがやってきた
お前の首をはねるために


Oranges and lemons,
Say the bells of St. Clement's.
You owe me five farthings,
Say the bells of St. Martin's.
When will you pay me?
Say the bells of Old Bailey.
When I grow rich,
Say the bells of Shoreditch.
When will that be?
Say the bells of Stepney.
I'm sure I don't know,
Says the great bell at Bow.
Here comes a candle to light you to bed,
Here comes a chopper to chop off your head.
The Baby’s Opera

夜、ロンドンじゅうの教会の鐘がなり、
早くベットに寝ないと恐ろしい首切り役人がやってくる・・  といって、子供を寝かしつける歌・・・

なんて想像をしていましたが、 どうやら本来、クリスマスから正月にかけてに行われるゲームの唄らしい。
今では、普通に「ロンドン橋」のように、二人がアーチをつくり、その中を くぐっていく・・という遊戯に使われるようです。

Play Oranges and Lemons

ファージングとは1960年ごろまで使われていた通貨で1/4ペニー。

ちなみにオールド・ベイリーとは中央裁判所の通称で実際には鐘はありません。
おそらくその反対側にあるセント・セパルカーという教会の鐘の事のようですが、返済を迫る鐘が、中央裁判所とは洒落が効いています。


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