M014 ハンプティ・ダンプティ(塀の上編)

M014 Humpty Dumpty Sat on a Wall


ハンプティ・ダンプティ 壁の上
ハンプティ・ダンプティ 大落下
60人の兵士を集め
さらに60人を集めても
ハンプティ・ダンプティ
二度と元には戻せない


Humpty Dumpty sate on a wall
Humpti Dumpti had great fall,
Three score men and three score more,
Cannot place Humpty dumpty as he was before.
The Nursery Rhymes of England CXL

超メジャーな歌ですね。
念のためですが、Humpty だったり Humptiだったりしていますが、
タイプミスではなく、原書のままに書いております ^^。

一般的には All the king’s horses and all the king’s men
(王様の兵士と馬をすべて集めても)のほうが知られています。

この版では総勢120名の兵士がハンプティダンプティの復旧に努めます。
こっちの方が、具体的で面白いと思うのは私だけ?

さて、このハンプティダンプティ。
ルイス・キャロルの童話「鏡の国のアリス」に出てきたことで知名度がぐっと上がりました。

Humpty Dumpty by Tenniel

From Through the Looking-Glass.
Illustration by John Tenniel.

その挿絵からわかる通り卵の擬人化です。
(一説によれば、リチャード三世を比喩しているなんて言われてもいます)

このお話ので、同時に威張り散らしている人のイメージが出来ましたね。

かなり昔、会社でグアム旅行に行ったんですが、

上司一人が私に、現地の人に対して「俺がお前らのボスで、俺がお前らを連れてきたんだ」と通訳しろ。
とのたまうので、

“He is our boss. He brought us here. And we call him Mr. Humpty.”
と紹介したら大爆笑していました。

ちなみにその上司。かなりの禿頭でした ^^;;ダンプティそっくり・・


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